ニューカッスル対エヴァートン展望:カップ戦の敗北をホームでどう生かすか
エヴァートンがリーグカップでニューカッスルを破ってから4日。両チームは今度、ニューカッスルの本拠地でプレミアリーグの勝点を争う。前回の得点場面と選手の出場状況が、再戦を読む手がかりになる。

木曜日のリーグカップ4回戦は、エヴァートンが3―1で勝った。タイリーク・ジョージが右サイドで奪ったボールを起点にジェームズ・ガーナーが先制し、前半のうちにヘイデン・ハックニーが追加点。後半にはティエルノ・バリーが3点目を決め、ニューカッスルのダン・バーンが終盤に1点を返した。月曜日は同じ相手でも、会場と大会が違う。リーグ公式記録によると、両チームとも8試合を終え、ニューカッスルが勝点11、エヴァートンが勝点10だ。ニューカッスルのマティアス・ヤイスレ監督には、前回の失点を踏まえて守備と攻撃の距離を整える仕事がある。
- 大会:プレミアリーグ2026/27、第9節。
- 対戦:ニューカッスル・ユナイテッド対エヴァートン。
- 日時:11月3日火曜日、午前5時(日本時間)。現地では11月2日月曜日、午後8時GMT。
- 会場:セント・ジェームズ・パーク(イングランド、ニューカッスル・アポン・タイン)。
勝利のあとに露呈したニューカッスルの課題
ニューカッスルはカップ戦の前、リーグでクリスタル・パレスに2―0で勝利していた。ウィル・オスラとハーヴィー・バーンズが得点し、ヤイスレ監督はオスラを前線、バーンズとジェイコブ・マーフィーを両翼に置いた。中盤ではジョエリントンとニコ・ゴンサレスが起用され、アンソニー・エランガとジェイコブ・ラムジーもメンバーに戻った。リーグでの手応えはあったが、エヴァートン戦では自陣でのボールの失い方が響いた。
最初の失点は、ジョーダン・ピックフォードの長いボールをジョージが追い、アマル・デディッチに競り勝った場面から生まれた。ガーナーが素早く仕留め、2点目ではバリーがボックス内のハックニーにつないだ。両サイドバックを前に出すなら、ボールを失った直後に誰が背後を守るのか。ホームで主導権を握るためにも、ここを曖昧にはできない。
カップ戦の後半開始時、ヤイスレ監督はヨアン・ウィサ、エランガ、ジョエリントンを同時に投入した。攻撃に幅が生まれ、終盤のバーンのゴールもエランガのクロスからだった。ただし、交代後に反撃した事実と、3人が月曜日に先発するかどうかは別の話だ。監督は相手陣内での時間を増やしつつ、奪われた後の備えを残す必要がある。
エヴァートンは得点力を敵地でも示せるか
デイビッド・モイーズ監督のチームは、リーグでアーセナルに0―2で敗れたあと、カップ戦では3人が得点した。ピックフォードの前にジェームズ・ターコウスキーとジェイク・オブライエンが並び、中盤ではガーナー、キアナン・デューズベリー=ホール、ハックニーが働いた。ガーナーは先制点を挙げただけでなく、3点目の攻撃にも関わっている。リーグではここまで2勝4分け2敗。敵地でも少ないタッチで前進できるかが鍵だ。
ニューカッスルが高い位置で奪えば、バーンズやエランガの走る場所が生まれる。一方、その圧力をエヴァートンがかわしてガーナーやデューズベリー=ホールに渡せば、バリーを使う余地ができる。カップ戦で起きた場面から考えられる攻防であり、先発メンバーや結果を決めつけるものではない。
負傷者、出場の可否と復帰状況
ニューカッスル。マティアス・フェルナンデス=パルドとルイス・マイリーについて、ヤイスレ監督は木曜日のカップ戦前に出場を疑問視し、実際に2人はその試合のメンバーに入らなかった。10月31日の時点で、月曜日の試合に向けた出場可否を確定するクラブの発表は確認できない。ティノ・リヴラメントは監督の直近の説明ではリハビリ中で、この試合での復帰は発表されていない。エランガとラムジーは直近1週間に実戦へ戻ったが、先発が決まったわけではない。
エヴァートン。ジャラッド・ブランスウェイトは脳振とうの手順により直近2試合を欠場した。モイーズ監督は10月30日、必要な期間と確認を経て月曜日には出場できるはずだという見通しを示した。正式な出場確定とは異なる。ジャック・グリーリッシュはクラブの規律上の理由でカップ戦を欠場したが、その措置がリーグ戦にも及ぶとは発表されていない。監督はカップ戦後の選手の状態も確認するとしている。
日本での視聴情報
- 会場:セント・ジェームズ・パーク、ニューカッスル。
- キックオフ:11月3日火曜日、午前5時JST(英国時間11月2日午後8時GMT)。
- テレビ:この試合を指定した日本国内向けの放送予定は、10月31日時点で事業者の公式番組表に確認できない。
- 配信:U-NEXTは今季のプレミアリーグを扱っているが、確認した公式ページにはニューカッスル対エヴァートンの個別配信枠が見当たらない。大会全体の配信権だけで、この試合の配信を確定扱いにはできない。
直近の対戦はエヴァートンが制した。しかし今回はニューカッスルがホームで、問われるのは前回の再現ではなく両監督の修正だ。ニューカッスルは攻め上がりと守備の備えを両立できるか。エヴァートンは奪ってからの速い攻撃を、相手の本拠地でも得点につなげられるか。
