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グリズリーズ、終盤の17―2で逆転 ウォリアーズに111―108で勝利

残り4分を切ってウォリアーズが12点をリードしていた。キャメロン・ブーザー、タイ・ジェローム、ジェイレン・ウェルズが終盤の攻防を変え、メンフィスは開幕2連勝とした。

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メンフィス・グリズリーズは10月23日(金)、サンフランシスコのチェイス・センターでゴールデンステート・ウォリアーズを111―108で破った。残り3分47秒、ディアンソニー・メルトンの3点シュートでウォリアーズが106―94とした時点では、ホームチームが12点をリードしていた。そこからグリズリーズが17―2の猛追を見せた。ジェイレン・ウェルズが4点プレーで反撃を始め、キャメロン・ブーザーがフリースローで差を詰め、タイ・ジェロームの3点シュートで1点差に迫った。残り20秒でブーザーが決めたジャンプシュートが、メンフィスに最後まで守り切るリードをもたらした。

グリズリーズはレギュラーシーズン開幕2勝0敗、ウォリアーズは0勝2敗となった。結末は、ゴールデンステートが主導権を握っていたように見えた試合の印象も変えた。ウォリアーズは第3クオーターを10点差で制し、90―84で最終クオーターに入り、リードを12点に広げた。25回のターンオーバーを犯していたメンフィスは、一つ一つの攻撃の重みが増した時間帯に、足りなかった精度を取り戻した。

接戦の前半からウォリアーズが主導権を握るまで

第1クオーターは両チームがリードを奪い合い、ウォリアーズが34―33で終えた。グリズリーズはブーザーの3点シュートで17―11と先行したが、ドレイモンド・グリーン、ゲイリー・ペイトン2世、ブランディン・ポジェムスキーの外角シュートなどでホームチームが応じた。第2クオーターはメンフィスが27―22と上回り、前半を60―56で折り返した。ただ、この4点差で流れが定まったわけではない。NBAの記録では、試合全体でリードが14回入れ替わり、同点も6回あった。

後半に入るとウォリアーズが再び攻勢に出た。第3クオーターを34―24で制し、前半終了時の4点ビハインドを最終クオーター開始時には6点のリードに変えた。ステフィン・カリーは24得点を挙げ、そのうち11点はフリースローだった。一方、フィールドゴールは15本中5本、3点シュートは10本中3本にとどまった。ポジェムスキーは18得点。ヤクセル・レンデボーグも18得点、13リバウンド、6アシストを記録し、オフェンスリバウンドで追加の攻撃機会を生んだ。

その勢いは最終クオーターの途中まで続いた。カリーの3点シュートの後、ウォリアーズは95―86とした。メンフィスが95―92まで迫ったものの、メルトン、レンデボーグ、ポジェムスキーの得点で103―92に広げた。ビジター側のアイザイア・スチュワートが得点した後、メルトンの3点シュートで106―94。残り3分47秒、ゴールデンステートは守備と相手のターンオーバーから、十分に見えるリードを築いていた。

ウェルズが反撃を始め、ブーザーとジェロームが逆転

直後、ウェルズはザック・イディーのパスから3点シュートを決め、カリーのファウルも誘った。追加のフリースローを沈めて4点プレーを完成させ、106―98とした。続く時間帯は派手な得点の応酬ではなかったが、試合を動かした。ウォリアーズが得点できない間に、ブーザーがフリースローを4本連続で成功。後半の2本は、ポジェムスキーからイディーがボールを奪った後に得たものだった。さらにイディーのパスを受けたジェロームが3点シュートを決め、残り1分24秒で106―105とした。

逆転を支えたのは守備でもある。残り1分10秒、イディーがカリーの3点シュートをブロックした。ウェルズは2本のフリースローのうち2本目を決め、106―106の同点に。カリーがもう一本の3点シュートを外すと、ブーザーがリバウンドを取り、残り20秒でミドルレンジのジャンプシュートを決めて108―106とした。ウォリアーズの次の攻撃はグリーンのオフェンスファウルで終了。スティーブ・カー監督へのテクニカルファウルでジェロームがフリースローを決め、メンフィスの攻撃ではレイアップも加えた。ゴールデンステートは最後の1秒にフリースローで111―108まで詰めたが、反撃の時間は残っていなかった。

ジェロームはフィールドゴール22本中11本、3点シュート5本中3本を成功させ、チーム最多の28得点と5アシストを記録した。ユタとの開幕戦では45得点を挙げていたが、この日の価値は異なる。終盤の3点シュートとレイアップは、単に得点を積み重ねるだけでは追いつけない局面で生まれた。ブーザーは25得点、13リバウンド、6アシスト。3点シュート7本中4本、フリースロー9本すべてを決めた。ウェルズの17得点には、逆転劇の口火を切った4点プレーと、同点にしたフリースローが含まれる。

チームの数字からも、勝利が容易ではなかったことが分かる。メンフィスはリバウンドで55―50、ペイント内得点で40―32、速攻からの得点で18―3と上回った。それでもターンオーバーはウォリアーズの19回に対して25回。ゴールデンステートは相手のミスから38点を挙げ、メンフィスより9点多かった。しかし、最後に攻撃が止まると、その優位は勝利を守れなかった。ウォリアーズの第4クオーターは18点、グリズリーズは27点だった。

イディーは8得点、10リバウンド、2ブロック。得点以外でも、ウェルズの3点シュートへのアシスト、勝負どころのスティール、カリーの終盤の外角シュートに対するブロックで貢献した。リバウンド、ゴール下の守備、インサイドからのパスが、12点差を追うメンフィスに反撃の道を開いた。ウォリアーズは試合の大半で立て直す力を見せた一方、勝敗を決める攻撃で得点できなかった代償を払った。グリズリーズは長くつかめなかった結末を、最後の数分で引き寄せた。