ガラタサライ対シュトゥットガルト:イスタンブールで問われる両チームの攻守の切り替え
シュトゥットガルトはチャンピオンズリーグで無敗の勝ち点7を持ち、直近のレバークーゼン戦にも4対2で勝った。ガラタサライは欧州での2連敗をリール戦の勝利で止め、国内ではコンヤスポルを4対0で下した。好調な攻撃を支える守備の備えが、火曜日の焦点となる。

リーグフェーズ第4節を迎える両者の順位には差がある。シュトゥットガルトは3試合で2勝1分け、勝ち点7で6位。ガラタサライは1勝2敗の勝ち点3で、順位表の下半分にいる。ただし、直近の試合を見ると勢いは双方にある。ガラタサライは金曜日にコンヤで4得点を挙げ、シュトゥットガルトは土曜日にレバークーゼンの敵地で4得点を奪った。RAMSパークでは、自分たちが攻めた後に相手へ与えるスペースをどう管理するかが試される。
- 大会: 2026/27 UEFAチャンピオンズリーグ、リーグフェーズ第4節。
- 対戦: ガラタサライがVfBシュトゥットガルトを迎える。
- 日時: 11月3日(火)20時45分、トルコ時間。日本時間は11月4日(水)2時45分、UTCでは3日17時45分。
- 会場: RAMSパーク(アリ・サミ・イェン・スポーツ複合施設)、トルコ・イスタンブール。
互いに4得点した週末
ガラタサライの欧州での出だしは、スポルティングCPに1対3、バルセロナに1対4と苦しかった。続くリールとのアウェー戦を4対2で制し、初めて勝ち点3を得た。一方のシュトゥットガルトはヴァイキングに3対1、スロヴァン・ブラチスラヴァに3対0で勝ち、アトレティコ・マドリードとは1対1で引き分けた。現時点では上位8チームに入っているものの、まだ3試合を終えただけで最終順位は決まらない。
コンヤスポル戦では、ビクター・オシムヘンがガブリエル・サラのフリーキックを頭で合わせて先制した。ユヌス・アクギュンがエリア外から追加点を挙げ、後半開始直後にはアレクセイ・バトラコフも得点。ラファエル・レオンはPKを決め、ガラタサライでのリーグ初得点を記録した。レオンは試合後、けがから復帰したと説明している。オカン・ブルク監督は61分にオシムヘン、ユヌス、バトラコフ、ルーカス・トレイラ、サラを交代させた。中3日で迎える欧州戦を考えるうえで出場時間の配分は参考になるが、火曜日の先発を確定するものではない。
シュトゥットガルトも敵地で決定力を示した。レバークーゼンに4対2で勝った試合ではエルメディン・デミロビッチが2得点、ジェイミー・レヴェリングとビラル・エル・カンヌスが各1得点。セバスティアン・ヘーネス監督のチームはボール保持率もシュート数も相手を下回ったが、好機を得点につなげ、2点目を返された後もリードを守った。アトレティコと引き分けた欧州戦では別の攻め方を見せている。高い位置からのプレスで相手陣内のボールを奪い、レヴェリングが決めた。ガラタサライはその両方に備える必要がある。
オシムヘンとデミロビッチを生かす空間
コンヤでのオシムヘンの得点はセットプレーからだったが、レオンのボール運びやサラのパスもガラタサライの前進手段だ。シュトゥットガルトがアトレティコ戦のように高い位置で奪いに行き、最初の競り合いを制せなければ、レオンやユヌスが走るスペースが生まれる。逆に後方へ下がり過ぎれば、サラとトレイラが次のパスを選ぶ時間を持てるだろう。これは対戦の構図から考えられる可能性であり、監督が公表した作戦ではない。
ホーム側の守備にも同じ問いがある。シュトゥットガルトはレバークーゼン戦の序盤に2点を先行し、激しい攻防の中で相手の隙を突いた。デミロビッチは2得点、レヴェリングも得点し、デニズ・ウンダフが攻撃に関わった。ガラタサライのプレスが連動しなければ、相手に速攻の起点を与えかねない。一方、ゴール前を警戒し過ぎれば、エル・カンヌスや、出場可能ならアンジェロ・シュティラーに前進を許す。シュティラーの状態はまだ明らかになっていない。
UEFAによると、この2クラブの欧州大会での対戦は初めて。ガラタサライは1992/93シーズン以降、ドイツ勢とのUEFA大会ホーム戦で9試合勝っていない。シュトゥットガルトはチャンピオンズリーグのグループステージまたはリーグフェーズのアウェー戦で11試合連続得点している。過去の数字が今回の結果を決めるわけではないが、両チームが攻撃へ人数をかけながら自陣も守る難しさを示している。
欧州戦のメンバー発表を前に
両クラブは、この試合で出場可能な選手の最終リストをまだ発表していない。以下は直近のクラブ発表と試合で確認できる状況であり、前の試合に出たことや練習したことだけで火曜日の出場は確定しない。
- ガラタサライ: レオンはけがから復帰してコンヤスポル戦でプレーし、得点した。本人も試合後に復帰に言及している。アブドゥルケリム・バルダクチはトルコリーグでのカードによる出場停止で同試合を欠場したが、それを欧州大会の出場停止と取り違えてはならない。11月1日のクラブの練習報告には、シュトゥットガルト戦に向けた選手別の負傷・復帰情報はない。試合メンバーの発表を待つ必要がある。
- シュトゥットガルト: クラブによると、シュティラーは10月28日のカップ戦で違和感を抱えてハーフタイムに退き、31日のレバークーゼン戦のメンバーには入らなかった。イスタンブールへ遠征できるか、出場できるかはまだ発表されていない。ルカ・ヤケスは長期離脱後にカップ戦で復帰し、レバークーゼン戦で先発。ニコラス・ナルテイも土曜日に途中出場で実戦に戻った。復帰は確認できるが、欧州戦での出場時間は決まっていない。
日本での視聴方法
- 日本: 11月4日(水)2時45分JSTキックオフ。WOWOWはガラタサライ対シュトゥットガルトのライブ配信を同日2時30分から予定している。2時30分は配信開始時刻で、試合開始時刻ではない。WOWOWの番組一覧には、個別のテレビ放送チャンネルは明記されていない。
ガラタサライはリール戦とコンヤで得た勢いを、ホームでの欧州の勝ち点につなげたい。シュトゥットガルトはレバークーゼン戦の決定力を再現すれば上位に踏みとどまれる。最初のプレスをどちらが突破し、その後ろの空間をどう使うかが、試合を動かしそうだ。