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マリク・ビーズリー、NBA賭博事件で有罪答弁の意向 現時点で分かっていること

元NBAガードの弁護士は、12月9日にニューヨーク州ブルックリンの連邦裁判所へ出廷すると明らかにした。検察は、2024年にミルウォーキーでプレーしていた際、賭けに利益をもたらすため成績を操作したと訴えている。有罪答弁はまだ正式に行われていない。

マリク・ビーズリーをめぐる連邦刑事事件は、10月27日火曜日に新たな局面を迎えた。元NBA選手であるビーズリーの弁護士スティーブ・ヘイニーは、スポーツ賭博に関係する連邦法違反の訴因について、依頼人が有罪答弁をする意向だとThe AthleticとESPNに伝えた。審理は12月9日、ニューヨーク州ブルックリンで予定されている。7月に無罪を主張したビーズリーにとって、大きな方針転換となる。ただし、審理はまだ開かれておらず、有罪答弁をする場合の正確な条件も公表されていない。

この動きにより、かつてデトロイト・ピストンズで3点シュートを武器にしたビーズリーに再び注目が集まっている。事件が対象とするのは、ミルウォーキー・バックスに所属していた時期の行為だ。2026年6月に提出された連邦の起訴状は、2024年の複数の試合で、ビーズリーが自身のプレーの一部を変えることに同意したと主張する。検察によれば、関係者はその非公開情報を使い、本人の個人成績に賭けたという。

弁護士の発表で何が変わったのか

10月24日土曜日、ヘイニーはAP通信に、検察側と交渉中で、数日以内に判断する見通しだと語っていた。ABCニュースによると、答弁を変更する可能性を示す通知も、すでに裁判所の記録に載っていた。火曜日に伝えられた内容はさらに踏み込み、弁護士は12月に予定される審理でビーズリーが有罪答弁をすると述べた。

この発表は有罪判決ではない。また、本人が具体的にどの訴因を認めるのか、どのような刑罰の可能性があるのか、検察との最終合意が成立しているのかも、発表だけでは分からない。そうした点は、裁判書類や審理で確認する必要がある。それまでは、起訴状の内容は検察側の主張であり、裁判所が認定した事実ではない。

検察はビーズリーを何で訴えているのか

ニューヨーク東部地区の連邦検察は6月、ビーズリーと元NBA選手エドワード・デービスを含む6人を、通信詐欺、スポーツ競技における贈収賄、資金洗浄などに関する共謀の疑いで起訴した。捜査の中心は、バックス所属時のビーズリーの得点やリバウンドなど、数値で示される個人成績を対象にした賭けだ。

起訴状によれば、デービスは仲介役となり、ビーズリーが事前に同意したとされるプレー内容を、ほかの賭け手に伝えていた。検察は、その見返りとしてビーズリーがデービスに負っていた賭博の借金が減額または返済されたと主張する。起訴状が挙げる例には、2024年1月26日のクリーブランド・キャバリアーズ戦、2月27日のシャーロット・ホーネッツ戦、3月10日のロサンゼルス・クリッパーズ戦がある。いずれも連邦政府の主張であり、試合の記録や賭けが存在することだけで、選手による試合操作が証明されるわけではない。

この事件は、選手本人が賭けたかどうかだけを調べるものでもない。検察が描くのは、自分のプレーについての事前情報を渡し、賭けに利益をもたらすため意図的にプレーを変えたという疑惑だ。ビーズリーを含む被告人には、裁判所が責任を認定するまで無罪の推定が適用される。

ビーズリーとはどんな選手か、NBAにとって何を意味するか

29歳のビーズリーはNBAで9シーズンをプレーし、3点シュートを主な攻撃手段としてきた。直近のNBAシーズンである2024-25年はデトロイトに所属し、キャリアでも有数の成績を残した。全82試合に出場して平均16.3得点を記録し、3点シュートを319本成功させた。NBAの統計によると、これは同シーズンでアンソニー・エドワーズの320本に次ぐリーグ2位の数字だった。

賭博をめぐる捜査は、そのシーズン後のリーグでの将来に影響した。競技上の実績を見れば、このニュースが法廷の外でも注目される理由が分かる。起訴内容は、賭けの対象となる成績への信頼と、選手が賭け手との事前の取り決めなしに競技するという原則に関わる。有罪答弁が刑事手続きで正式に行われたとしても、それだけでNBAが彼のキャリアについてどのような判断を下すかは予測できない。

次の重要な日付は12月9日だ。現時点で確認できるのは、弁護士による発表と連邦の起訴状の存在である。ビーズリーが何を、どのような条件で認め、それにどのような結果が伴うのかは、審理と裁判書類によって明らかにされなければならない。