セルマ・ブレア、デルタ航空機での騒動後にニューヨークの法廷へ 現時点で分かっていること
女優は暴行罪2件について無罪を主張した。代理人は医療上の緊急事態があったと説明しているが、原因や刑事責任が確定したわけではない。

女優セルマ・ブレアが10月12日、ニューヨークの裁判所に出廷し、第2級暴行罪2件について無罪を主張した。ロサンゼルスから到着したデルタ航空便をめぐる騒動の後に始まった手続きで、刑事責任はまだ判断されていない。ブレアは映画『クルーエル・インテンションズ』『キューティ・ブロンド』などで知られる。
ABC Newsによると、裁判所は現金による保釈金を2万ドルとし、6万ドルの保証による別の選択肢も設定した。この2件についての次回出廷は2027年1月19日の予定だ。保釈条件の設定は、有罪判決を意味しない。
機内の出来事と、その後の容疑
港湾局警察は11日夜、乗客が暴力的な行動を取ったとの通報を受け、ジョン・F・ケネディ国際空港に出動した。ロサンゼルス発の938便は到着後、ゲートに駐機していた。
当局は客室乗務員2人が負傷し、うち1人が診察のため病院に搬送されたと説明した。拘束されたブレアも病院で治療を受けた。デルタ航空によれば、便は予定より早く到着し、運航への影響はなかった。緊急事態によって目的地を変更した便ではない。
訴状を入手したABC Newsによると、州法上の2件の容疑は、搬送や治療の過程で警察官と看護師に暴行したというものだ。機内の乗務員をめぐる出来事とは区別する必要がある。一連の経過の中に位置づけられるが、同じ人に対する同じ容疑ではない。
ABCはさらに、機内での暴行の疑いについて12日に連邦の違反通知が出され、ブルックリンの連邦裁判所で対応することになると報じた。この手続きの出廷日は、記事の確認時点では公表されていなかった。連邦捜査局(FBI)と連邦航空局(FAA)が調査している。
代理人は医療上の緊急事態と説明
ブレアの代理人は、医療上の緊急事態が訴えられた行動につながったとし、着陸後すぐに医療を受け、容体は安定していると説明した。これは本人側から示された説明であり、原因について独立に確認された医学的判断や裁判所の認定ではない。
ブレアは2018年、多発性硬化症と診断されたことを公表し、障害者の権利を訴える活動にも取り組んできた。ただし、この件の臨床的な証拠がないまま、病歴から11日の行動の原因を断定することはできない。病歴は、報告された負傷や司法上の証拠を検討する手続きに代わるものでもない。
13日時点の新しい動きは、前日に報じられた拘束が司法手続きへ進んだことにある。ニューヨーク州の事件と連邦の手続きは別々に追う必要がある。現時点で分かっているのは容疑、調査、本人側の説明であり、判決ではない。